書籍概要
著 者:大下 英治
定 価:1,980円(本体1,800円+税率10%)
判 型:四六判並製
ページ数:516ページ
発 行:2024年10月16日
ISBN:978-4-88592-238-1 C0095
内容紹介
今なお日本の経済に大きな痕跡をとどめる昭和・平成の世の流通革命
苛烈をきわめた従軍経験、戦後の闇市を経て「安売り哲学」を掲げ、日本一の流通グループとなったダイエー・中内㓛。そして、「これ、なんぼ?」「えーい、100 円でええ」偶然のドラマから 100 円ショップを作り出し、国内外で拡大を続けるダイソー・矢野博丈。創業者たちの歩んだ道のりを追う。
著者プロフィール
大下英治(おおした えいじ)
1944年、広島県に生まれ、広島大学文学部仏文科卒業。週刊文春の記者を経て、作家として独立。政治経済から芸能、犯罪、社会問題まで幅広いジャンルで創作活動をつづけている。
主な著書は『十三人のユダ 三越・男たちの野望と崩壊』『美空ひばり・時代を歌う』(新潮社)、『闘争!角栄学校(講談社)、『週刊文春トップ屋魂』(イースト・プレス)など500冊以上にのぼる。近著に『「政権奪取」 小沢一郎、三度目の挑戦』(東峰書房)などがある。
目次
プロローグ ダイエー中内㓛とダイソー矢野博丈
第一章 苛烈をきわめた中内㓛の青年時代
第二章 矢野博丈の青春
第三章 スーパーのパイオニア、ダイエーの流通革命
第四章 よりいい商品を大量に、100円SHOPダイソーの展開
第五章 栄光と転落、中内㓛の晩年
第六章 怒涛の海外展開と社長の交代
あとがき
関連年譜